045-374-3535交通事故直後どうすればいいか
1交通事故直後どうすればいいか
ある日突然、交通事故に遭ってしまったら…慌てず冷静かつ的確な対処で、最善の行動をとりましょう。交通事故直後の的確な対処法をご紹介します。
2警察に電話する
交通事故の大きさにかかわらず、警察へ必ず届け出ましょう。警察への通報は法律上の義務となっています。怠ると処罰の対象となります。また、保険の支払い等に必要な「交通事故証明書」が、通報しなければ発行されません。こちらが被害者でむちうち症などの負傷があれば、「人身交通事故扱い」の届け出を、後日電話でも構いませんので行ってください。
3相手の確認をする
警察の到着までの間に相手の車検証・免許証を確認しましょう。
①相手の住所・氏名・電話番号
②免許証の登録番号
③相手の勤務先と雇い主（業務中の交通事故の場合、原則として雇い主にも賠償責任が発生します）
④こちらが被害者の場合、加害者が加入している自賠責保険・自動車保険（任意保険）の会社名・証明書番号などを確認しましょう。相手が無免許の場合や、自賠責保険や任意保険に加入してない場合もある為、警察も確認しますが自分でも確認する必要があります。
4目撃者がいる場合
目撃者がいる場合は、その方の名前と連絡先を確認し、後日改めて交通事故の証言をお願いする場合があることを伝えます。できればお願いをして警察が来るまで待っていてもらいましょう。
5交通事故の記録、記憶の整理
忘れないうちに、できるだけ詳しく記録し、携帯電話などで写真を撮っておきます。
- 交通事故発生の日時・状況
- 交通事故現場の住所・周辺の状況
- 相手の車両ナンバー・自分の車両のキズ・相手の車両のキズ（数枚程度）
賠償交渉の時に、お互いの言い分が食い違ったりすると、解決するまで長時間かかってしまう場合があります。なるべく証拠として使える記録を残しましょう。また、説明が曖昧だと不利な状況になる場合もあります。後でどうだったか悩まないように自分できちんと整理しておきましょう。
6自分の加入している保険会社への連絡
必ずご加入の保険会社へ、連絡をしましょう。交通事故の場合、保険会社の多くが２４時間受付をしています。自己判断で行動するのではなく、ご加入している保険会社に一度ご相談下さい。
7医療機関を受診する
交通事故の場合、事故直後は気持ちが緊張・興奮状態になっているため、自覚症状がない場合が多いです。数日後、気もつが落ち着いた頃に、痛みや不調を訴えるケースが多いです。
ふつう、事故後、１から２週間以内に医療機関を受診すれば、交通事故に起因する痛みと認定されますが、事故後、一か月を超えて受信した場合、交通事故との因果関係を証明しにくくなり、慰謝料や治療費等の保証を受けられない確率が高まります。
交通事故後、少しでも痛みや不調を感じられたら、手遅れになる前に、できるだけ早く医療機関を受診することをおすすめします。